遊

新しき遊びつぎつぎ五月かな

白き靴

白き靴履くまだ夏になりきれず

新緑

新緑のますます冴えて竹落葉

いちご

失恋ときめていちごを買ひにけり

塩辣韮

大地より生まれ出づるか塩辣韮

五月

３０分だけディーラーとなる五月

浜町

薫風や浜町駅のベンチかな

獺祭

先々週の月曜日。

気付かされた。
怒りを溜め込んだ結果のサイアクな甘え。
日常の安易なことで簡単に傷つくような「優しいわたし」。
そんなものは偽善。
誰もそんなものに同情しない。
ドン引きだ。
ヘドが出る。
自己嫌悪の負の思考回路。

そして。 そんなとき。
太宰治の『富岳百景』。

優しい。誰をも傷つけない。
それ以上の説明はできない。
すごくいい。うん。すごくいい。

おいしいお酒は獺祭。

神の島

春の月連れて神の島に遇う

空の旅

ワンコインビールや春の空の旅