流されるままに。
呑んでいればご機嫌。
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明日から旅に出る。
半年前に出会い、3ヶ月間恋人と呼び、3週間前に恋人を解消した人と、 屋久島へ。1週間。 旅は基本一人である。 淋しいと思うことも多々ある。 それでも旅のスタイルの違う人との旅行は、私にとって大きなストレスとなる。 どんなに仲の良い友人でも、根本的に何かが違う。 女同士はすぐに気付いた。 女友達と旅行するなら、一人旅を選んできた。 恋人とならば、旅は必ず楽しいと思っていた。 むかし別れた人との旅行を思い出したとき、 旅に対する欲求不満が、楽しかったことよりも多く思い出された。 恋人だから楽しい、という季節は終わっていた。 出会った日、山帰りのバスの中でひたすらしゃべった。 数日後、下界でまた、ひたすらしゃべった。 一緒に旅をしてみたい、と思った。 この人と一緒に旅ができるのなら、どこがいいだろう、と思った。 屋外で年越しをしたあと、初日の出を摑まえに東浪見へ行った。 全てが、わたしの望んだリズムだった。 三人で吉野へ行った。 二人で雲取山へ行った。 こんな楽しい山登りを、これから何回もできるんだと思った。 この新鮮なワクワク感は、いつまであるだろう、と思った。 喪服を持ったまま奥多摩へ行った。 吉祥寺で呑み、月島でもんじゃを食べた。 明日、彼と屋久島へ。 彼に魅かれてしまったから、もう友人として無邪気に誘うことはできそうにない。 一緒に旅をしたいと感じた初めての人と、これが最後の旅になるだろう。 PR |
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