忍者ブログ
流されるままに。 呑んでいればご機嫌。
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

屋久島一湊ビーチ。

とてもとても筆舌に尽くしがたい、屋久島縦走をした。
タイミングが合わず、恋人になりきれずに恋人を解消した年下の男の子と、屋久島に来ていた。
「別れ辛くなるから、屋久島はやめた方がいいんじゃない」私をふったとき、彼は言った。「大丈夫。屋久島は、行くよ」そう言い放って、断行した屋久島1週間の旅。前半の半分で、すでに第一目的の縦走-山-を終えていた。体力を心配し、本当にできるのか、でもこういう事情だから、もう二度と経験できないチャンスだから、もう二度と経験できない、というのは、屋久島経験者にたっぷり屋久島を味わわせてもらうこと、と、強烈に惹かれて行くところまで行かないと引くに引けなくてちょっと付き合った、けれどやっぱり恋人になりきれなかった人と旅をする、ということなのだけれど、そのチャンスをgetしたのだから、最高のコンディションで、最高にHAPPYに、過ごしたかった、でも、だからこそ、体力勝負の、想像を超える初縦走はプレッシャーだった。山に3泊。食糧全て担いでのテント泊。その縦走は終わった。無事に、素晴らしく、最高な印象で、終わった。あとは、ただただHAPPYに。すっごく惹かれて、絶対合ってて、でも彼が若すぎるというタイミングで、彼も私にまだまだ興味があって、でも自分の責任で付き合うことはできない、と判断していて、そんな間柄だったから、とにかく、今をHAPPYに。恋人になれないことなんて忘れて、タイミングが合わないなんて1週間には関係ない、ちょっとでも一緒にいられたことを、身体に刻みこむように。

浜ですでに2泊。この日、一日過ごすのは最後の日。尾の間温泉に浸かり、彼が3年前にテントを張っていた安房を散歩し、炎天にやられて安房を脱出、一湊の海を見ることにした。一湊はビーチで、海水浴場である。海を眺め、本当は、しっとりとした青春の気分に浸る予定だった。しばらく海を眺め、そして海の家チックなお店の椅子に座った。そこのおばちゃんがパッションフルーツをくれ、彼はいつものように、出会ったおばちゃんと会話を楽しみ始めた。私も旅先では誰にでも話しかけてしまう。そんなところがわたしたちは似ている。と感じていた、ところが。

私がおかしくなり始めたのは、この時だろうか、それとも海を見ているときだっただろうか。急に、私の心が翳りはじめた。楽しい幸せな半日を二人で過ごし、いまだ太陽が燦々と降り注いでいる、そんなとき。楽しいだけで終わらせたい、と体中で思っていた、そんなとき。私の心に忍び寄ってきた暗い影。。。なんでこの子は、こんなに明るいんだろう。それが最初だった。屋久島が終わったら、明日の夕方には、私と別れなければいけないのに。恋人同士のように仲良しで、友達同士のように楽しくて、それなのに明日が最後、屋久島が終わったら、もう他人にならなければいけないのに。なんでこの子は、こんなに明るいんだろう。

私の思考回路は、そこで折り曲げられた。恋人を解消するのは、了承済みなのだ。彼の言うことは、どんな困難な、恋人として淋しいことであっても、彼の言葉は、全部受け入れよう。そう決意して彼に会った日。言われた言葉が「付き合うのをやめましょう。」私はすべてを受け入れた。彼の言葉だったから。そして、彼の、その結論に至った経緯の思考回路は、それは違うよ、と言いたいところも、少し長く生きている人間からみてあったけれど、27歳の男の子が考えたこと、としては、頗る納得ができ、尊重してあげたいものだった。だから、私の思考回路が折り曲げられた。なんでこの子は、こんなに明るいんだろう。大好きなお父さんを、中学生で失っているのに、こんなに明るく、ポジティブに、そういう人生を、彼は自分の手で切り拓いた。そして「21歳からは全てラッキーなんだよね」と言い、全身で人生を楽しんでいる。すごいなあ。それに引き替え私は。恵まれているはずなのに、なんだかわだかまったままの学生時代を送り、20代前半で鬱になり、人生を嘆き、全くもったいない20代半ばを過ごした。20代後半はそれなりに自分の意志で、自分の足で納得いくよう生きてきたけれど、それは、過去の人生を嘆いたり、人生自体を嘆いたり、そんなことが根底にあって、結構「努力」でやってきたことだった。こんな明るく、楽しく考えることができたら、どんなに違った20代を送れただろう。私は、なんて詰まらないことに気を取られ、無駄な時間を送ってしまったのだろう。。。

彼は、沈みこんでいく私の前で、相変わらずにこやかで、私にも笑顔で同じように接し、そして、だからと言って、踏み込んではこなかった。

私の中で、別の考えが突如浮かんだ。これって、彼には関係ないよね。私が沈んでいっているのは、彼のせいじゃない。彼が私にひどいことをしたわけではなく、彼が私にひどいことを言ったわけではなく、ひどい環境に急変したわけでもなく、全くもって、私の脳が、勝手に考えたことなのだ。環境のせいにできない、一緒にいる人のせいにできない、私もさっきまで心地良かった、問題は私の脳、私の思考回路なんだ。翻って、彼の側になってみよう。さっきまで一緒にいて楽しかった。一緒に笑っていた。その女の子が、急に無口になり、笑わなくなる。楽しもうと思っていた旅が、楽しもうと思っていたこの日が、意味もわからず突然暗いものになる。自分が楽しんでいても、一緒にいる人が自分の足を暗い沼へ引きずり込んでいく。一緒にいたくない。楽しくない。なんで来たんだろう。この子の言うなりに屋久島まで来たのに、何でこんな嫌な思いをするんだろう。もういいや。別れてよかった。もう知らない。二度と会わなければいいだけだ。

一緒に来れたことが嬉しかった。一緒に来てくれたことを感謝していた。一緒にいるのは、想像をはるかに超えて楽しかった。それを全て、台無しにしようとしている、私の行動が。

PR

さくらちらほら雪ちらほらなたんじょうび


坊さんがスクーターに乗り春来たる


春の雨愛されたくて呑む言葉

やさしさの先っぽにゐて春の雷

もてあます温く優しい春の風

紅木瓜や優しさの果て見つめゐる


卒業の空の青さやかくも青く

初恋の卒業証書まるめゐる

青き踏むランドセルまだ捨てられず

赤い花一人にひとつ卒業す

シャンゼリゼ昨日卒業したばかり


"People generally don't leave their jobs because of low pay - they leave because they aren't valued." (Just Do It!)


"As soon as something stops being fun, I think it's time to move on. Life is too short to be unhappy" (Have Fun!)


仕事。楽しくない。正確には、楽しくなくなった。
もしかして、辞めどき!

ヴァージングループのRichard Bransonの生き方!

Have Fun!  by Richard Branson

"There are no rules to follow in business. I just work hard and, as I always have done, believe I can do it. Most of all, though, I try to have fun."

"Live life to the full. Enjoy every minute of it."

"The fun and the challenge in life were what I wanted"



本作りに行ってみない?

自分の句集を作りたいという潜在ニーズは多い。
そういう人脈もすでにある。

【自分】
1.感動する。
  たとえば山だったら:計画する。一人でも行く。
2.表現力を磨く。
3.本にする(見本として)。 

【他者】
1.感動を聞く。感動に巻き込む。感動を共有する。
  たとえば山だったら:連れて行く。
2.表現の工夫を盗む。助言する。助言してもらう。
 刺激し合って、どんどん高める。
3.本を作る。作ることを一緒に楽しむ。

「幸せ」を求めていた。でも私の求めてた「幸せ」って、結構他力本願。「FUN」は、自分が楽しむ。"HAVE FUN!" は自分が楽しんでいる状態。その状態ってHAPPY。
「感動のない人生は価値がない」

長嶋茂雄語録のわたし的解釈。
極論だけど、人生に諦めてなくていいと思う。
せっかくだから、感動したい。
山は、感動体験の中でも、別格の感動だった。
自分の足と、心と、大自然や宇宙との交流。
だから、そんな感動を求めて山へ行きたい。
100%ひたすら感じる。
そして、じっくり味わって消化してから、それでも残っている感動を言葉にできたら最高。さらに美しいmemoryにして・・・。


ヴァージングループのRichard Bransonの生き方!

JUST DO IT! by Richard Branson

"There were many sound, sane, and solid reasons why I shouldn't go. In fact, there was only one reason why I would consider going - and that is, I can't resisut a challenge."

やりたいことがあったら、まずやれ!

  山 → 書く → 装丁 

って、どうだろう!

山で感動があって、言葉に写して、memoryを美しくして残す。
利を生めれば、なお◎
山行った。書いた。「まずやれ!」は、本作りだ!
中身はともかく外見をやってみよう。
中身と外見が一致して、心にぴたっと嵌るようになるのが理想!?
一生懸命相手のことを考える、そんなことも、常識的な恋愛とはちょっと違って、だから、男女逆転の年の差恋愛は、素敵なんじゃないかな。
長く付き合えば、関係も変わってくる、その変り方が普通より大きくて、発見や成長があって、人間同士として、深く結び付くことができるんじゃないかな。

J-WAVEプラトンで、名越先生がそんなふうなことを言っていた。

年上の女性は、引け目を感じてるのではないでしょうか。だから、頑張ってるのがわかり、それが可愛い。大切にしてあげたい、と思います。

そんな投稿もあった。

付き合っていくのが難しいな、って思っていたけれど、それはそうだよね。すでにあるイメージの恋愛にはまらなくて当然だったんだよね。素敵な恋をしたね。一緒にいるときは、恋愛っぽくなれなくて、あ~ぁ、って思ったりした。離れた今、めいっぱい、恋、感じていいよね。怖がらないで。終わってこそ、また始まることもできるんだ。一歩引いて、今は追わない。過去最高の人に出会えた、というのは揺らがないから、その気持ちに素直になって、新しい環境や冒険にステップできるよう、羽ばたける日を待とう。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
AKIKO
性別:
非公開
バーコード
アナログ時計【トランプ】
お天気情報
忍者アド