流されるままに。
呑んでいればご機嫌。
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涸沢は広い広いキャンプ場で、わたしたちのテントは、道からごつごつの石の道なき道へそれてだいぶいったところにある。これはやばい。そう直感した。緑色の大きなテントで曲がる。そう明るいときにはわかっていても、夜になる。目印が見えなくなる。自分のテントではないから、よくよく見ないと間違える。一人では戻れない。ということは、一人では出歩けない、ということだ。それは困る。そう思って、涸沢ヒュッテまでの歩数を数えることにした。声に出して。少し手前で200歩。キリがいいから、そこをスタートとすることに定める。戻り道。200歩。手前のテントから、行きに聞こえてきたイビキが聞こえてくる。イビキを目印の一つにしてもいいな。一瞬そう思ったが、その人が一晩中イビキをかいているとは限らないことに思い至る。やはり歩数がいい。テント場へ踏み行って、カンで黄色のテントを目指す。
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