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流されるままに。 呑んでいればご機嫌。
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年が明けました。

部屋の片付けをするぞ!! と腹を決め、買ってあった棚の組み立てから始めて3日、我が家のモノたちは、ようやく居場所が定まりました。おかげで、すぐ裏の日和山への初詣も、まだ行けておりません。

年末実家に帰ったら、父がびっくりすることを言い出しました。死者の書のあの文章、お前なかなかやるなぁ。

\(◎o◎)/ ひぇ〜。

百人の汗の俳句も、なかなかいいじゃないか。

\(◎o◎)/ ひゃ〜。

父の友人が、ににんのHP見ているようで、お前の娘、名前なんだ?お前の娘か?ということで、父は娘の書いたまったく知らない文章を肴に呑まされる羽目になったそうで…。恐ろしい、ネット社会。冷や汗です。。。

やっと片付いた部屋では、厳選された本が組み立てた本棚に収まっています。正津先生の本や、岩淵先生や長嶺さんの句集、黛まどかさんの句集が目に入るところにある、ということが、こんなにほっとすることなんですね。どこにいても、どこに暮らしても、これがわたしの空間なんだなぁ~。と気付きました。

そしてそんな空間になったので、先日届いた俳句年鑑を読みました。スペシャルエッセイの企画で、いわゆる被災地在住、出身の方の文章がたくさんありました。大震災を前に、俳句に何ができるのか、とか、季語がどう、とか、そんなことを遠くの人たちは言っていたかもしれませんが、彼らの言葉はリアルでした。震災を詠むことはわたしにはできない。わたしはあの寒さを経験していない、身近な人も家も何も失っていない、クラクションの響き渡った夜を知らない、あくまで遠くの人、なのです。

そして考え事に突入。石巻にいつまでいるんだろう。現実問題として頭に浮かび始めていたこと。ボランティアたちが帰ってゆき、ボランティアで残るのは本当にまだやることがある人だけになってゆく。ボランティアで来たのは当然として、移住したのもいいとして、これからは…。いつまで?けれど、実家での父ミサイル、片付いた我が家の本棚、俳句年鑑…、とキーワードが次々に現れてきました。自分の軸に立ち戻るキーワード。意志を越えた何かの要素があって「移住」になり、あきちゃん、いてくれるでしょ?いてね、と言ってくれる人がいるからなんとなく居やすいけど、そうでなくても、自分の軸に照らしても、ここにいていいんじゃないかという気がしてきました。いていいというのと、いることができるということ。ガッツリこっちにいることを迷い少なく選んでこれたのは、3月に正津先生に言われた言葉が間違いなく大きいし。

俳句モードになれる日も、遠くないかもしれない。
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