流されるままに。
呑んでいればご機嫌。
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私たちは、週末だけ行けばよい。そこで暮らしているわけではない。東京は東京で、東京の日常に何となく疑問を感じ、東京の日常が何となく詰まらなく、東京の日常に何となく不満を覚えていたりしていつつ、こうやって週末に、違う世界へやってきている。だから元気でいられるし、勢いよく側溝を掃除することもできる。これが自分の家の前だったら・・・。きっと目の前は真っ暗で、エネルギーなど湧いてこないだろう。
石巻へ行くのは、わたしにとっては自己満足だ。阪神大震災の時、大学受験を終えたばかりの私のクラスから、何人かボランティアへ行っていた。わたしは、そんな発想すら浮かばない、まったく動けない人間だった。動けるような人間になった今、行くことができるのは喜びであり、肉体労働は心地よいし、行ってみれば出会いもある。最初の気持ちは被災地を見なければという思いだったし、「復興」よりも「鎮魂」だった。2週間ぶり二度目の訪問で、私の中でも、「復興」という力が芽生えてきたように感じる。ほかのボランティアから、地元の人に最初に言われた言葉というのを聞いた。「みんな「復興」なんて言うけれど、避難所にいて、自分は絶対無理だと思っていた。避難所から一時帰宅したとき、街にあふれるボランティアの人たちを見て、もしかしたら復興は可能かもしれない、と初めて思った。」ボランティアには、そういう力がある。この話を聞いて、光が見えた気がした。とてもうれしかった。 まだまだ街がきれいになるには人手が必要だ。行きたいけれどハードルが高いな、と思っている方がもしいたら、声をかけてください。 PR |
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