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流されるままに。 呑んでいればご機嫌。
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今、師が河東碧梧桐の評伝を執筆中である。尾形亀之助、小川芋銭に続く企画である。私も参加している俳句同人誌『ににん』に連載されている。せっかくの機会だから、師を追い、碧梧桐を追い、師とともに『三千里』を辿ろうと思う。

碧梧桐についての予備知識は、ない。昨年、師のゼミで、正岡子規『病壯六尺』を読んだ。関連して、『墨汁一滴』に出会った。子規は病床にありながら、好奇心にあふれ、弟子たちに面白い情報を持ち寄らせていた。その「弟子」の筆頭が、高浜虚子と河東碧梧桐であった。虚子が「ホトトギス」を継ぎ正統俳句の祖となり、碧梧桐は自由句へと袂を分かつ。わたしの師は、碧梧桐びいきである。わたしはと言えば、虚子の句はよくわからない、碧梧桐に至ってはどんな句があるのかもわからない。

なんちゃって山オトコでもある師にとって碧梧桐は単なる俳人ではない。師にとっての碧梧桐は山の先輩、大歩行人なのである。自称「旅人」のわたしも、師にくっついて山に登るようになった。碧梧桐は、きっと面白いに違いない。
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